7月20日、参院選投票日、歴史の分節点になる日かもしれません。
政治について書き出すと、ムチャクチャ長文、そして檄文になりそうなので、
今回は控えます。
昨晩は、僕の月例セッションの一つ、
京都は龍大深草キャンパス近くの洋食屋さん、オレンジハウスさんでの、
「Viva! 永遠のポップス」と題した、
ポップス・ノン・ジャンル・セッションの日でした。
このセッションを始めてから、ほぼ、5年が経過しました。
おかげさまで、何人かの常連さんにも恵まれ、
毎回、楽しく演奏させていただけてます。
僕は、弾き語りジャズ・ピアニストと称して活動しておりますので、
音楽的にはジャズが活動のメイン・フィールドです。
しかしいわゆるジャズ畑という業界というか、界隈には縛られたくありません。
どうにもジャズ業界には、特に関西において顕著らしいのですが、
声の大きい人が声高に唱えるしきたりのようなものが尊重される傾向があります。
特に複数の知らぬ同士のミュージシャンが手合わせを楽しむセッションの場では、
「この曲はこういう進行でないとアカン」といった具合の、
あまり生産的ではない決まりごとに場が支配されることがままあります。
僕がジャズを演奏するのは、ジャズであればこそ可能になる、
新たな出会いが生み出す創造性に惹かれているからなので、
この手の界隈常連試金石のような決まり事の強要に対して、
本能的に拒否ってしまいます。
僕はセッション・ホストとしてプレイしますが、
あまり他のホストによるジャズのジャム・セッションには参加しません。
しきたり重視、常連さん重視の空気に対して、耐えられないからですし、
何で参加料を払って、不機嫌にならなアカンねん!と怒ってしまうからです。
僕がホストを勤めるセッションでは、
単なる慣習的な、ナンセンスなしきたりには縛られません。
集まってくれたお客さんミュージシャンの音楽心を最大限に発揮してもらうために、
経験値モンスター・ピアニストとしての僕なりの技能や知見を活かして、
その場、その場で、曲調や演奏法について新たな提案を行います。
時には、ホンマに初めまして同士のお客さんに共演していただいて、
その場限りのにわかアンサンブルを結成することもあります。
昨晩の「Viva! 永遠のポップス」は、
僕がピアノでサポートするということ以外には、
セッションとしての決まりごとはありません。
僕にとって「永遠のポップス」というキーワードは、
ポップスというジャンルを意味するのではなく、
ホンマにジャンルにこだわらない、
越境型のセッションをめざしていることを謳ったキーワードです。
昨晩は、9名の方にご参加いただけましたが、
ホンマにいろいろなタイプのプレイヤーの方にご参集いただけました。
お琴で歌謡曲等を演奏される方、
和製ブルース・ギタリストの方、
素朴な感覚でオッサン・オリジナル・フォークソングを作詞作曲される方、
ジャズをベースに、自由に弾き語りをされる方、
王道の洋楽ポップスを熱唱されるシンガーさん、etc, etc.
始めはそれぞれの方のお力や個性を確認するために、
それぞれの方と僕のデュオで演奏していただきましたが、
徐々にご参加された皆さんに提案しながら、
一夜限り?のセッション・アンサンブルでの演奏を楽しんでいただきました。
手前味噌になりますが、
僕自身の音楽家としての専門的技量の一つとして、
初めまして同士の方々に共演していただくアレンジ力を自慢していいと思います。
僕自身、これまでの50年以上のピアニスト人生の中で、
クラシック、ジャズ、ロック、フォーク、歌謡曲、演歌、シャンソンと、
様ざまなジャンルの音楽に挑戦し、
若い頃はプロとして、それぞれのフィールドで、経験を積んできました。
中でもクラシックとジャズの理論について真剣に取り組んできたことが、
今日の僕というミュージシャンのスキルの中心柱になっています。
昨晩のセッションで僕は、
音楽雑貨屋さんともいうべき僕の最大のセールスポイントを、
大いに発揮することができました。

音楽を通して多くの人びとに出会いの場を提供すること、
どうやら僕の役割の一つがこのあたりにありそうです。
プロ宣言1年半にして、僕は僕を見つけることができました。